新入社員研修

新入社員研修の前半が終わりました。
今年も、たくさんの新入社員の皆様と関わらせていただきました。
その初々しさと素直さや真面目さに、いつも心が洗われます。

社会人１年生として、右も左もわからない。不安や緊張もたくさん。
でも同じだけ、ワクワクやドキドキもある。

そんな「新入社員の時だけ」しか感じられない気持ちや感覚の中で、一生懸命研修を受ける新人さんたち。
「私にもこんな時があったなあ・・」と、ついつい、昔の自分を懐かしんでしまいますw

新入社員研修では、大きく分けて以下の４つを提供します。

社会人としての心構え
ビジネスマナー
ビジネスコミュニケーション
仕事の進め方

研修時間によって、一部をカットしたり、逆に時間をかけてしっかり学んだり・・と内容は変わりますが、私はこれらの要素に加えて、以下の３つを何度も何度も話します。

①「失敗を恐れないこと」
②「叱れることに感謝すること」
③「仕事の目的を考える（思考力を身につける）こと」

特に、①②は、何度言っても足りないくらいです。

新入社員さんの多くは、

「失敗すると評価が下がる」
「仕事では絶対に失敗してはいけない」
「失敗しない人が素晴らしい人」

と思い込んでいます。

また

「叱られるのは悪いこと」
「叱られたら評価が下がる」
「叱られたら嫌われる」

などの思い込みもあります。

私のような昭和の時代の人間よりも、失敗、ミス、叱られることにとてつもなく大きな恐怖を抱えている。
「仕事ができる人＝完璧な人」を目指さないといけないと思っているのです。
一度の失敗、叱られたことでメンタルをやられる子も多いのです。

でも、成長に「失敗」はつきもの。
社会人１年目は、失敗と叱られることで成長する。

なので少しでも、失敗や叱られることへの恐怖をとることができたら・・といつも考え、いろんな視点から少しずつ、失敗や叱られることへの気持ちが変わっていくような話やワークを取り入れています。

これから後半戦です。

連日話していると、どれだけ気を付けていても、喉を痛めてしまい・・。今年も、喉が枯れて少しだけ咳ついてしまいました。
少し休ませて、元気な声で、後半戦も頑張りたいです。

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まい先生（中村舞）/ コーチング＆傾聴力の女王