• 投稿カテゴリー:未分類

ひと昔前に比べて、傾聴力を学ぶ講座や研修が増えています。
1on1ミーティングを導入する組織が増えていることもありますし、
部下指導での信頼関係づくりや、コーチング的なサポートにも「まずは傾聴力が必須」ということが
浸透してきているのかな、とも思います。

この「傾聴」ですが、実際にどんなものか・・イメージしようとすると、意外と難しいんです。

話を聴くことでしょ?

まではわかるのですが、「では、話を聴くって具体的に何をすること?」になると、わかるようでわからない・・。

なので私は、傾聴力を説明する時に、3つのイメージを伝えています。

1つは、インタビュアー。
目的に沿って、相手にインタビューして、情報を引き出す人のことです。

2つ目は、お母さんw
柔らかい雰囲気で、ありのままの自分を「そうなんだね」と受け入れてくてる。この人にならどんな話をしても大丈夫、という安心感のある人。

3つ目は「AI」ww
ここでいきなり、ガラリと雰囲気が変わって・・。
相手の話を正確に聴き取り、瞬時に整理し、話の矛盾点を把握するロボット。
感情を入れず、客観的に話を聴いていきます。

実は、この3つが合わさったものが「傾聴」なんです。

外側はお母さん。
優しくて柔らかくて、全肯定してくれて、共感してくれて、寄り添ってくれて・・
これがあるから、何でも安心して話せる。

でも、お母さんの中身はAI。
「そうなんだね」と言いながら、頭の中はフル回転。聴き取った情報が次々整理されていきます。

そして、役割はインタビュアー。
その時に、相手が話したいことや、仕事の結果のために必要な情報を、言葉巧みに引き出していきます。

本物の傾聴力は、この3つを同時にこなしていく力のことです。

ひええええ!難しい!と思いますか?
はい、難しいです!!笑

でも、訓練すれば(回数をこなせば)誰でもできるようになります。
車の運転と同じようなもの。慣れてくると、この3つがこなせるようになってくるんです。

そして・・この3つができるようになると。

・思考力が格段にUPし
・人間関係のストレスがほぼなくなる

という状態になります。

どうしてこの2つが手に入るのか・・は、私の傾聴の講座等でもよく話をしています。
機会があれば、書いていきますね。

傾聴力は、今日学んだから今日できるようになるものではないけど。
でも、やり続けたら、実は自分自身の考え方、脳の使い方、物事を見る視点、人への許容度などが大きく変わり、人生そのものが変わる人も多いです。

今年の春から、傾聴のオンライン講座(またはサロン)を開催予定です。
ぜひ一緒に、傾聴のスキルを磨いていきましょう♪


まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。