こんにちは!
札幌のプロコーチ&企業研修講師の「コーチングの女王」まい先生こと、中村舞です。

先日、入社半年の新入社員向けの、コミュニケーション研修を行いました。
テーマは「コミュニケーションの大切さ」。

・コミュニケーションって何をすること?
・表情や態度、口調などの非言語コミュニケーションから、こんなに情報が伝わっている!?
・なぜ、仕事にコミュニケーションが必要なんだろう?
・こうしてコミュニケーションのすれ違いが起きる
・「人と自分は違う個性」ということ、忘れてない?
・正確に伝えることの難しさを経験しよう!
・これ、聴いていないと思われる聞き方です
・良好な関係づくりのためのコミュニケーションが一番大事!
・先輩、上司との日常会話はこう作る!
・先輩、上司から質問されたら、こう答える!
・共同作業でのコミュニケーションワーク

という内容で、研修の半分くらいワークを取り入れながら、普段のコミュニケーションの見直し、自分のことを伝える大切さ、話を聴く時のポイントや、先輩上司との会話の大事さ(=関係を作ることの大切さ)について学んでいただきました。

ところで。
皆さんは

「なぜ仕事にコミュニケーションが必要なのか?」

の答え、わかりますか?

答えは2つあって。

一つは【仕事は人との共同作業だから】

一人で仕事をするのであれば、コミュニケーションは必要ない。でも、仕事は一人ではできない。一人でやっているような仕事に見えても、必ず対価を払ってくれるお客様がいる。お客さまとのやりとりが必要。人と関わる以上、コミュニケーションは必須

ということのが答えの一つです。当たり前のことなんですけど・・

もう一つは【私たちはテレパシーを使えないから】

ここ、大事です!
テレパシーさえ使えたら、わざわざ言葉や非言語でコミュニケーションする必要がない。瞬時に必要なことが相手に届くから。

でも、私たちにはテレパシー能力がない。自分が考えていること、自分の気持ち、困っていること、要望、意見などは、言葉にして伝えるしかないんです。

そして。相手が考えていること、相手の気持ち、困っていること、要望、意見は、相手の言葉(非言語)を通して聴かないとわからない。

あの「松下幸之助」さんも「人間はエスパーやないんや!」って言っていたんですよ。

人と協力して作業する。しかもテレパシーが使えない。
となると・・・・コミュニケーション(言葉や非言語で、情報を共有する)するしか手段がないんですよね。

仕事(職場の人間関係やお客さまとの関係含む)にはコミュニケーションが必須。
そこを再認識して「これからコミュニケーション力を向上させていきたい」そんな気持ちになってもらうことが、今回の研修の私の「ねらい」でした。

それにしても。
若い世代の研修を行うと、私もパワーをもらいます。
彼らの笑顔って、宝物です。

この笑顔がさらに花開くような・・そんな仕事人生を歩んでもらいたいものです。


まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。