皆さん、こんにちは!コーチングの女王、まい先生です。

札幌は、雪が積もっては溶けるの繰り返しです。
紅葉の赤や黄色の木々に、真っ白な雪が積もるこの時期。
今だけの見られる景色、なかかな美しいんですよー。

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今月のメルマガテーマ
「自己否定ってなんだろう?」
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自己否定の思考に、悩んでいる方が多くいます。

自分を好きになれない
自分と人と比較して落ち込んでしまう
自分なんて能力がないと思い込む

などでしょうか?

心理学では「自己に関する感覚」を、いくつかの項目に分けて考えています。

自己重要感→自分は重要な存在だと感じる感覚
自己有用感→自分は役に立つ存在だという感覚
自己効力感→自分はやればできるという感覚
自己尊重→自分を尊重できる(大切に思える)感覚
自己肯定感→自分の存在、行動、思考や感情を肯定できる(OKと思える)感覚
自己価値→ 自分には価値があるという感覚

【自己否定】という感覚は、この中のどれか、またはどれもが満たされていない状態だとも言えます。

自分が重要な存在であると思えず、役に立たないと思い、やる前から無理だと諦め、自分を大切にせず、自分の考えや感情、行動を「これではいけない」とダメ出しをし、自分に価値があると思えない。

こう書くと・・・・なんだか胸がキュッと締め付けられます(汗
私も、同じように感じていた時期が長くありましたから。

自己否定って何でしょう?
いつでからそう思うようになったのでしょう?

私たち誰もが経験した「赤ちゃん」の時代には、自己否定はなかった。
①から⑥のうち、②の自己有用感だけは、まだ持ち合わせていなかったと思いますが、それ以外は全部あったんです。

赤ちゃんの時は

自分は重要な存在で
やればできる子で
自分を大切に思い
自分の全てを肯定し
自分の価値を知っていた

んですよね。

お腹が空いたら泣き、嬉しかったらただ笑い、堂々と自己主張できた。
立つ・歩くに何度もトライし、失敗することに何の躊躇もなかった。
オムツが汚れようが、鼻水が垂れようが、そんな自分を卑下することがなかった。
自分を大好きだから、周りの人も大好きだった。

頭で考えるのではなく、本能でわかっていたと思うんです。
自分というイノチの素晴らしさ。自分という個性のユニークを。

私たちは生まれた時から自己否定の思考を持っていたわけではなく
成長の過程で刷り込まれたり、身につけてしまっただけなんです。

だから・・
自己否定は手放すことができるんです!!!!
自己否定を手放す=「本来の自分に戻るプロセス」です。

その土台は「自己受容」
ありのままの自分を受け入れること。

自分が重要な存在であると思えなくてもいいじゃない。
役に立たない自分でもOK
やる前から無理だと諦めちゃう私もお茶目!
自分を大切にできない時だってあるさ!
自分をダメだと思う私。一生懸命生きてるんだな。
自分に価値があると思えなくても、いいんだよ。

どんなわたしも、私。
そう思うことが、最初の一歩です。

そう、自己否定してたっていいんです。
それが今の等身大の私。

そう思えた時に、自己否定の半分は消えてなくなります。

そして。

「私は、自分を好きになりたいのかな?」
「私は、自分を価値ある存在だと思いたいのかな?」
「私は、自分を大切にしたいのかな?」

と、改めて自分に問いかけてみてください。

「自己否定は嫌!自分を好きになりたい!自分を価値ある存在だと思い、大事にしたい!」

そんな思いがあなたの中に見つかったなら。
それが、あなたが生まれたときに持っていきた、本当のあなたの「声」です。

自己否定は変えることができます。
自己否定で悩んでいる方がいたら、いつでもご相談ください。

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まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。