先日開催したオンライン講座「東京都豊島区の介護サービス事業所勤務の方向け」の「部下・後輩のやる気を引き出すコーチング」の受講者からの感想が届きました。
コーチングの講座・・というと、
「問いかけで相手の思考力を伸ばしましょう」とか
「こういう時にはこういう問いかけ」などの話が多いのですが、
私は、その前段階の「絶対に必要なこと」について、お話しさせてもらっています。
それは「相手を知ること」
指導する相手のことを知らないと、どれだけ素晴らしい指導力を持っていても(アドバイス、コーチング、教える、叱る褒めるなど)それが【伝わらない・届かない】ことがあるからです。
もう一つ「ある程度心を開いてくれていること」も大事な要素です。
相手が「こちらの指導を受けたい、サポートしてもらいたい」と思ってくれなければ、これまた、それだけ素晴らしい指導でも効果がない。
では、「相手を知る」とは、具体的に何をすることなのか?
相手の「何」を知ることが大事なのか?それをどう指導に活かすのか?
そのあたりを、いくつかのワークを通しながら、オンライン講座で提供いたしました。
受講者様からの感想の一部です↓
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■ 聴く事の大切さを再度確認しました。しっかりと関心をもって情報収集していきたいです。
■管理者など上に立つ人は、この研修を受けてほしいです。
■とても分かりやすい研修でした。ワークもとても嬉しく楽しかったです。職員に実施していこうと思いました。
■すごく素敵!中村先生、勉強になりました。
■苦手としている部下にも、日常会話から相手を知る努力をして、育成に取り組んでいきたい
■まず自分を奮闘させるところから始めるようにしたい。やる気にさせるなら、自分がやる気にならないと・・。しみじみ思います。
■世間話しなどを通して、日頃から情報収集が必要だと感じた。その人に興味を持つよう、会話して いきたい。
■後輩に限らず、人の話を聴くに専念しながら今後の仕事に取り組んでいきたいと思いました。
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講師として、前向きな感想が多く、とても嬉しかったです。
アンケートでも、大変満足が62・5%、満足が37・5%でした。
主催者のミッキーNEXT様からも、来年度もぜひお願いしたいとの声をいただき、本当にありがたいです。
オンライン講座(研修)は、一人ひとりと向き合えない分、難しさもありますが、できるだけワークやブレイクアウトルーム、参加者とのやりとりを取り入れて、飽きのこない内容を心がけています。
さらに。
「木を見て森を見ず」という諺(目先の細部や一部分に心を奪われ、物事の全体像や本質を見失うこと)がありますが、指導においては、私はその逆こそが大事だと思っています。
「森の前に木を見よ」(まい先生の造語(笑))
本質「教える・育てる」のためには、目の前の木(部下そのもの)を知る必要がある。木の種類によって、個性(育ち方)が違う。
そこを思い出し、目の前の木を大事にすることが、最終的に大きな森を作ることになる。という、私の考えです。
コーチングの問いかけの前に、まずは相手を知ること。
そこができるようになると、それだけでも「信頼関係」「前向きな気持ち」を作ることができる。それが、プロコーチ歴18年の経験を通して、私が学んだことです。
札幌在住の私ですが、オンラインならどの場所でも研修、講座が可能です。
ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。