1on1ミーティング

についての研修を7月の下旬に開催することになり、本日打ち合わせを行いました。

個人的に、1on1ミーティングが企業や組織に導入されることに大きな可能性を感じています。

これが定着すれば、上司部下双方にとても大きなメリットがある!!

◆離職防止
◆成長促進
◆成果創出
メンタルヘルス予防

など様々な効果が期待されていますが、プロコーチの視点からみると、それ以上の奇跡が起きる可能性大です。それくらい、コミュニケーションの力は絶大。

ただし、「条件」があります。

「信頼関係の構築」「上司に傾聴力があること」です。

部下が本音を話してくれなければ、「あなたになんか当たり障りのないことしか話したくない」と思われたら、どれだけミーティングの時間を作ってもうまくいきません。

「自分は大丈夫!部下とうまくいっている」と思われた方。自分は大丈夫でも、部下がどう考えているかはわかりません・・・💦1on1ミーティングを成功させるためには、日頃の信頼関係の構築が必須なんです。

さらに必要なのが「傾聴力」。

コーチングやティーチングなどのスキルが必要と言われていますが、コーチングの8割は傾聴力ででてています。

傾聴力がないままコーチングを進めようとしても、問題解決を誘導したり、話が迷走してしまったり、うまくいかないのです。

一方、傾聴さえできれば、コーチング質問ができなくても、適切なティーチングができなくても、問題解決できる可能性は8割あると私は思っています(この数字は、私が15年コーチングをやってきて掴んでいる感覚を数字にしたものです)

ここでいう傾聴力(1on1ミーティングに必要な傾聴)とは何か?

・相手の話を主観(色眼鏡)なく聴ける力

・相手の考えや行動(個性)を100%受容できる力(相手を否定しない)

・少し聴いただけでわかったつもりにならずに、深堀できる力

・相手が話しやすい場を作る力

・相手の話を整理しまとめ流ことができる力

です。

これがないと、ミーティングは今までと同じ、上司からの一方的なアドバイスやダメ出しの場になる可能性が大。部下にとってはミーティグの時間が苦痛の時間になってしまう。

「何でも話して」と言われたから話したのにすぐに口を挟んでくる😠」

「何か言うと『これがだめだ』『ここができていない』と否定される😅」

「このミーティングって上司の自分語りの場なの?😭」

「話したことを全然理解していくれない💢」

と思われる会話になってしまったら、もともとあった関係に亀裂が入る可能性も・・💦

1on1ミーティングが企業や組織に定着し、上司部下双方に良い結果がもたらされるためにも、関係づくりや傾聴力をぜひ学んでいただきたいです(^ ^)

 

✨信頼関係の構築/傾聴力
については、コミュニケーション個人レッスンで取り扱っています(^ ^)

✨秋にはオンラインでの傾聴講座も開催(現在準備中)

 


まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。