とある組織でのコミュニケーション1日研修を7月に開催。参加者は20代の若手職員たちです。

コミュニケーション研修は、2時間ほどを頼まれることが多いのですが、1日あると、じっくりコミュニケーションについて学ぶ(向き合う)ことができます。

今回の研修内容は・・

▫️コミュニケーションとは情報を〇〇することである
▫️コミュニケーションの4つのスキル
▫️コミュニケーションの場面別の目的と必要なスキル
▫️これができないと、コミュニケーションすべてがうまくいかない!
▫️人と自分はこんなに違う
▫️人と良好な関係を築く関わり方は?
▫️良好な関係作りの聴き役会話をマスターする
▫️上手なお願いの仕方
▫️承認力関係づくりの極意
▫️うまくいく伝え方
▫️うまくいく聴き方
▫️主観と客観
▫️仕事における日常会話の重要性
▫️日常会話の作り方
▫️質問への答え方
▫️職場で必要なコミュニケーション

ワークやディスカッションを交えながら、盛りだくさんの内容を学びました。

コミュニケーションは、ただスキルを覚えても上達しません。

今、この場面(この相手)に対してどのような結果を出したいのか?
「目的」によって使うスキルや関わり方が変わるんです。

仕事ではばっちり報連相ができていても、同じ報連相の会話を家庭に持ち込むとトラブルになることがある。家庭でのコミュニケーションの目的は「仕事の結果を出すこと」ではなく「良好な関係を築く・心を開く」という部分があるから。

報連相ではなく「寄り添う・気持ちを話す・共感する」などのスキルが必要になる。

じゃあ
営業のトークはどうだろう?
部下指導や人材育成の時は?
スピーチの時は?

場面や状況、相手との関わりによって「何を目的とする?(何が必要?)」を考えられること・それにそって自分のスキルを使い分けできることが、コミュニケーション上手の道だと私は思っています。

 

今回の若手職員の人たちにも・・その極意が少しでも伝わっているといいなあ(^ ^)


まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。