「1 on 1ミーティングが苦痛です」という声をよく聞きます。
ミーティングする方、される方、両方からです(汗

【1 on 1ミーティングをする方(上司)の悩み】

・うまく会話ができない・・
・どう質問していいかわからない・・
・何を聞いても、本音を話してくれない・・
・結局自分の話になってしまう・・
・傾聴ってどうしたらいいの?

【1 on 1ミーティングをされる方(部下)の悩み】

・本音なんていまさら話すわけない
・結局、上司ばかり話している
・この時間、意味ないんだけど・・
・話すと否定されるから、何も話したくない・・

もったいない!
すごくもったいないです!!

私は「1 on 1ミーティング」は、素晴らしい取り組みだと思っています。
スポーツの訓練のように、すぐに成果が出るわけではないけど、続けることで

・部下のやる気や思考力向上のサポート
・離職防止
・メンタルヘルス予防

など、必ず効果があります。

じゃあ、なぜ「1 on 1ミーティングが苦痛です」の声が上がるのか?

【傾聴力=話を聴く力】を使っていないから。

1 on 1ミーティング(相手が自分自身を見直し、整理する場)には、傾聴力が必須です。というか、傾聴力だけで成り立っていると言っても過言ではありません。

今までの部下指導では

上司が知ってほしいこと
上司の考え
上司の意見
上司のアドバイス
上司の指示

を相手に渡すものでした。

でも、1 on 1は違います。

部下が知ってほしいこと
部下の考え
部下の意見
部下のやりたいこと
部下の本音

を「引き出す」場です。

傾聴力(相手に関心を持ち、相手の話に耳を傾けながら、否定を一切せずに、相手の話を広げる・深める・整理する)を使った会話が必要になります。

上手に傾聴できれば

【上司】

・うまく会話ができない→聴き役の会話を作れる!
・どう質問していいかわからない→適切な質問が作れる
・何を聞いても、本音を話してくれない→本音を話してくれる
・結局自分の話になってしまう→自分の話を一切しない会話を作れる

【部下】

・本音なんていまさら話すわけない→この人になら話したい!
・結局、上司ばかり話している→たくさん聞いてもらえて、整理できた!
・この時間、意味ないんだけど→現状を客観的に見れるありがたい時間
・話すと否定されるから、何も話したくない→話すとやる気が出る!

ということになるんです。

じゃあ、その傾聴って?

YouTubeや、こちらのページでも説明していますので、チェックしてみてくださいね!


まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。