生きていくには、2つの力が必要になる。
1つは「受容力」。
生きていると、自分ではどうすることもできないことがある。
好きな人に振られることもある。続けたかった仕事がリストラされることもある。急な災害で家が流されることもある。どれだけお金があっても、愛する人の死をなかったことにすることはできない。
「どうしようもないこと」を受け入れることが「受容力」。人生をコントロールするなんて、そもそもできやしない。私たちは基本無力だ。でもその無力さを受け入れることで、謙虚さを身につけながら、私たちはもう一つの生きる力を強めていく(^^)
2つ目は「創造力」。
私たちには、自分でどうにかできることもたくさんある。
好きな人に振られない自分を作るため、自分磨きをすることができる。リストラされないようにスキルアップを目指すこともできる。災害が起きても、また立ち上がり人生を作り直せる。愛する人の死を糧に、自分の人生をその人に恥じないものにすることもできる。
「自分」のことなら、やれることは無数にある。
どうすることもできない経験を受容し、その体験をもとに自分を成長させて、人生にいつでも新しい1ページを作っていける(^^)
コロナ禍の今こそ、この2つの力が必要だと思う。
受容し、創造する。
どうしようもないことは手放し
どうにかできることに力を注ぐ
どうしようもないことを考えるのはやめて
今できることを行動する
自分が行動さえしていれば、必ず次の何かがやってくる。自分の成長に伴って、見える世界が広がり、やれることも広がり、新しい出会いや新しい仕事、新しい自分が作られる。
先が見えない今だけど、私の10代のときは、毎日先が見えなかった(参照ブログ:まい先生のこと|コーチングと家庭内心中事件と人生の作り方)
ある日突然まさかこんなことが・・・の連続で、大切な人が明日もいるとは限らないこと、今日の幸せが明日もあるとは限らないことを何度も学ばさせられた。
今日と同じ日がずっと続くと、私たちが勘違いしていただけで、人生はそんな約束は私たちにはしていない。1日として同じ日はなく、未来がどうなるかなんて、今までも本当はわからなかった。
先が見えても見えなくてもやることは同じ。
今の状況をうけとめ、自分にやれることをやる。
その行動が未来を作る。
今自分が考えているよりももっと素晴らしい未来が、あなたにやってくる。
あなたは、いつから、何を始めますか?
まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王
マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。