ある方とのメールのやりとりです。

「これまでの経験で、どんなクライアントの相性がいいと思っているか?」
「コーチングを提供する上で、具体的に工夫していることは?」

の2点、ご質問があったのでお答えしました。

先方に了承の上掲載させていただきます。

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〇〇さま

初めまして、マイコーチングオフィス中村と申します。
(中略)

ご質問にお答えしますね。

「これまでの経験で、どんな感じのクライアントとの相性が良いと思われていますか?」

うーん・・考えてみたのですが「相性が悪い」と感じたクライアントさんはいないです。
クライアント側が「相性悪い」と思っていたこともあるかもしれませんが(汗

私は、「ビジネスコーチング」「パーソナルコーチング」など対象者を区別していないので、クライアントさんの個性や仕事やコーチングを受ける目的も様々なんです。

◆「絶対に営業成績をあげたい!」的なバリバリ系。
◆ 経営者との経営コーチング。
◆ 主婦の方などの子育てや夫婦間の悩み。
◆「自信がなくて」などの内面の問題。
◆ 部下指導に困っている、コミュニケーション系の悩み。

など、多岐にわたります。

クライアントさんに相性が悪いと感じたことがない理由は、多分、次の質問の答えが影響しているのかな?と思いますので、そちらに書きますね。


「コーチングを提供するにおいて、なにか具体的な工夫をしていることはありますか?」

私は「傾聴すること」を大事にしています。コーチングは傾聴力が8割!と豪語しているくらいです(笑)

とにかく「聴く」こと。相手の悩み、目標を具体的に細かく整理する。
そして、悩みや目標の本質を聴く

例えば「もっと自信を持ちたいんです」という話の場合。

「そうなんですね、ではどうしましょうか?」という会話ではなく、「あなたにとっての自信とは何か?」から聴いていきます。「人前で堂々とできること」と言われたとしても、まだ聴きます。「どのような人たちの前で、どのように振る舞うと堂々としているといえるのか?」

このあたりは結構しつこいです・・・(笑)
ここが整理できないと、その人の「自信を持つ」という目標(状態)に現実的にたどり着くことができないからです。

現状と進みたい方向が具体的に整理されてから、コーチング質問(視点を変える質問や気づきを得る質問など)を必要があれば取り入れます。

傾聴をしっかりして、問題の本質や本当に得たいものが具体的になると、それだけですぐにプランが出て、コーチング質問がなくてもOKだった、というケースも多々あるのです。

その方にとって必要なのは、自分の本質の深堀と整理だった、ということになります。

相手の話を聴いていると、「相性が悪くなる」ということがないんです。一人ひとり、その人だけの個性がある。話し方の違い、言葉の使い方の違い、考え方の違い、求めるものの違い・・。それらにこちらが「合わせる」ことができるからです。

(後略:ここまで)

ということで、コーチングをお考え方の方の参考にしていただけたら幸いです😊

 

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まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王

マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。