人生でたったひとつ、これだけはした方がいいと思うことは何ですか?と聞かれたら、迷わず「内観=自分に問いかけ自分を知ること」と私は答える。
なぜか?答えは簡単で。
生まれてから死ぬまで、一生共にきていく「自分」のことを知っておいた方が、人生何倍も得だし、楽だし、いいことづくめだからw
私は自分を知る方法には大きく分けて3つあると思っていて。
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1つは「体験」
体験を通して「自分はこれが好きなんだ!」「こんな気持ちになるなんて!」と自分発見することがたくさんある。
新しい体験はできるだけした方がいい。好きなこと苦手なこと、できることできないこと、心の広い自分や器の小さな自分など、自分の個性を発見できる(^^)
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もう1つは「他者」
他者は自分を知る鏡。嫌だなと思う人が現れたり側にいるなら、自分はそうならないようにする一つの指針になるし、素敵な人に出会ったら、自分もそうなるための指針になる。
どちらの人も「自分はどういう人間になりたいのか」を教えてくれる。
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そして「内観」
ノートを広げる、またはPCを開く。何か特定のテーマでもいいし、今日1日の振り返りでもしい。自分の中に、どんな考えや気持ちや価値観や「なりたい自分、目指したい未来」があるのかを問いかけ書き出していく。
(内観の質問については、この記事を参考にしてね↓)
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自分に質問すると、私たちの心は真っ暗な舞台を照らすスポットライトのように、その答えを一筋の光で探し出す。
「本当はどうしたいんだろう?」
「なぜこういう行動をするんだろう?」
「本音は何だろう?」
問いかけるほど、普段意識してない「自分の一面」に光が照らされ、答えが言葉になって現れる。自分の中にある思考や感情、無数の経験や知識、想いを言語化することで、初めて「自分」が整理されていく。
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自分の本音を知れば、それに沿った生き方ができる(あとはそう生きるかどうか決意するだけ)
自分のイライラパターンがわかれば、前もってそれを回避したり、周りに断っておくことができる。
自分の好きなものがわかれば、人生に積極的に取り入れていくことができる。
今の仕事の辛さの原因がわかれば、改善に向かって動き出せる。
落ち込んでいるなら何が元気になるかを問いかける。出てきた答えを片っ端からやってみる。
元気になんてなりたくない!というくらい落ち込んでいることを発見することもある。そんな気持ちに気づいたら、「落ち込んでいいんだよ」と自分を受け止めてあげることもできる(^^)
自分の個性や特徴を知れば、その自分を上手にコントロールして「自分が望む方に」動かしていくことができる。
それが「人生を作る」ということ(^^)
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どこを目指したいか、どんな自分になりたいか、そのために自分に何が必要で、何ができて、どんな努力が必要で、何が力になって、誰に助けてもらえるのか?
たまには時間を作って、「自分」とじっくり向き合ってみませんか?
「こんな自分がいたなんて!」
「本当はこうしたかったんだ」
「ここを改善していこう」
悩みの解決の糸口も、未来への行動も、「答えは全てあなたの中にある」。 その答えに沿って生きるかどうかの覚悟も、そのために何ができるかも全て、あなたの中にある。 このコロナ禍の中でさえも。
私たちは、とてもパワフルな存在なんです(^^)
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内観と一緒に、もう一つ大事なこと。
【あなたの周りの人は】どこを目指していて、どんな自分になりたくて、そのために何が必要で、その人に何ができて、どんな努力が必要で、何が力になって、
そして【自分がその人のために何ができるのか?】
これを知ることが「傾聴」です。
内観は自分のために自分を「知る」
傾聴は相手のために相手を「知る」
自分も含めた全ての人の幸せは「知ること」からスタートなんです(^^)
まい先生(中村舞)/ コーチング&傾聴力の女王
マイコーチングオフィス代表。札幌在住。企業研修講師&プロコーチとして活躍(15年で5,000人以上を指導)。コーチングの要素を取り入れた思考力を引き出す研修や、傾聴力で個人の本質(自分軸)を引き出すセッションには定評があり、全国にクライアント多数。まい先生の名で親しまれている。